TKGG38Eの故障と修理
水栓金具メーカー:TOTO
TKGG38Eの故障内容別の原因と修理方法・交換部品を説明します。
(水漏れの原因やバルブカートリッジやパッキン等の補修部品)
TKGG38Eのよくある故障
水が止まらない
バルブカートリッジ「THF29R」の交換となります。
水漏れの原因はセラミックの劣化や異物噛み込み等による傷が原因と思われます。
そのため分解清掃等での修理は不可能です。
交換方法はこちらを見てください「THF29R 施工説明書」
レバーハンドルの操作が固い
バルブカートリッジ「THF29R」の交換となります。
固くなる原因は主にバルブの寿命で起こります(セラミックの摩耗等)。
分解等での修理・改善は不可能です。
水の出が悪くなった(流量が少ない)
ゴミの詰まりが原因の可能性が高いです。
下記を清掃ください。
・吐水口
・ストレーナー(フィルター)
・散水板(シャワータイプの場合)
・それでも直らない場合、逆止弁
稀ですが下記の可能性もあります。
・給水ホースの折れ
・ホースやバルブなどに巨大な異物の詰まり
・シャワーホースのよじれ
清掃方法は下記リンク先にある取扱説明書を参照ください。
ストレート・シャワーの切り替えができない
吐水口・散水板部のゴミ詰まりが考えられます。
下記リンク先にある取扱説明書を参照の上、掃除してください。
清掃しても直らない場合、シャワーヘッドの交換となります。
スパウトの回転が固い
主にグリス切れや水垢等の異物付着が原因です。
ほとんどの場合スパウト部のパッキンへのグリス塗布で直ります。
使用年月が長い場合はパッキンの劣化も考えられます。
・水栓金具のグリスについて
レバーハンドルが外れた・がたつく
ハンドル固定ビスの緩みが原因です。
キャップを外し固定ビスを締め付けてください。
稀にレバーハンドルの固定部が破損していることがあります。
その場合はレバーハンドルを交換してください。
本体ががたつく・ぐらつく
本体を固定するナットやねじの緩みが原因です。
部品の交換になることは基本ありません。
まずは本体固定ねじを締めてください。
それでも直らない場合、「上面施工用アダプター」のビス緩みが考えられます。
このビスを締めるには水栓本体を取り外す必要があります。
固定・取り外し方法は施工説明書を確認ください(取付の逆手順)。
シャワーヘッドの出し入れが固い
キャビネットの中でホースが干渉していることが原因と思われます。
キャビネットの中を確認ください。
部品の交換になることは基本ありません。
動きがおかしい場合、シャワーホースがよじれている可能性があります。
TKGG38Eの後継機(代替品)
TKS05308JA
取扱・施工説明書、分解図
TKGG38E 説明書・分解図
(TOTO COM-ET)
必ずメーカー公式HP等で品番等確認ください。
・当サイトは「蛇口補修部品ガイド」を再構築している最中です。
ここに無い品番は蛇口補修部品ガイドで検索ください。