TKHG31PWRの故障と修理
水栓金具メーカー:TOTO
TKHG31PWRの故障内容別の原因と修理方法・交換部品を説明します。
(水漏れの原因やバルブカートリッジやパッキン等の補修部品)
TKHG31PWRのよくある故障
水が止まらない
バルブカートリッジ「THYF7R」の交換となります。
水漏れの原因はセラミックの劣化や異物噛み込み等による傷が原因と思われます。
そのため分解清掃等での修理は不可能です。
交換方法はこちらを見てください「THYF7R 施工説明書」
レバーハンドルの操作が固い
バルブカートリッジ「THYF7R」の交換となります。
固くなる原因は主にバルブの寿命で起こります(セラミックの摩耗等)。
分解等での修理・改善は不可能です。
水の出が悪くなった(流量が少ない)
ゴミの詰まりが原因の可能性が高いです。
下記を清掃ください。
・吐水口
・ストレーナー(フィルター)
・散水板(シャワータイプの場合)
・それでも直らない場合、逆止弁
稀ですが下記の可能性もあります。
・給水ホースの折れ
・ホースやバルブなどに巨大な異物の詰まり
清掃方法は下記リンク先にある取扱説明書を参照ください。
スパウト部から水漏れ
スパウト部のパッキン「TH93A74Z2」の交換となります。
ほぼパッキンの劣化が原因です。
使用年月が長い場合、スパウト側が原因である可能性もあるため、
パッキンを交換しても直らないことがあります(腐食や傷)。
<交換方法>
バルブカートリッジを取り外し後、スパウトを上に引き抜くとパッキンが見えます。
スパウトの回転が固い
主にグリス切れや水垢等の異物付着が原因です。
ほとんどの場合スパウト部のパッキンへのグリス塗布で直ります。
使用年月が長い場合はパッキン「TH93A74Z2」の劣化も考えられます。
・水栓金具のグリスについて
レバーハンドルが外れた・がたつく
ハンドル固定ビスの緩みが原因です。
キャップを外し固定ビスを締め付けてください。
稀にレバーハンドルの固定部が破損していることがあります。
その場合はレバーハンドルを交換してください。
本体ががたつく・ぐらつく
本体を固定するナットやねじの緩みが原因です。
部品の交換になることは基本ありません。
まずは本体固定ねじを締めてください。
それでも直らない場合、「上面施工用アダプター」のビス緩みが考えられます。
このビスを締めるには水栓本体を取り外す必要があります。
固定・取り外し方法は施工説明書を確認ください(取付の逆手順)。
TKHG31PWRの後継機(代替品)
TKS05309J
取扱・施工説明書、分解図
TKHG31PWR 説明書・分解図
(TOTO COM-ET)
必ずメーカー公式HP等で品番等確認ください。
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ここに無い品番は蛇口補修部品ガイドで検索ください。