TL360Cの故障と修理
水栓金具メーカー:TOTO
TL360Cの故障内容別の原因と修理方法・交換部品を説明します。
(水漏れの原因やバルブカートリッジやパッキン等の補修部品)
TL360Cのよくある故障
水が止まらない
バルブカートリッジ「THYF7R」の交換となります。
水漏れの原因はセラミックの劣化や異物噛み込み等による傷が原因と思われます。
そのため分解清掃等での修理は不可能です。
交換方法はこちらを見てください「THYF7R 施工説明書」
レバーハンドルの操作が固い
バルブカートリッジ「THYF7R」の交換となります。
固くなる原因は主にバルブの寿命で起こります(セラミックの摩耗等)。
分解等での修理・改善は不可能です。
水の出が悪くなった(流量が少ない)
ゴミの詰まりが原因の可能性が高いです。
下記を清掃ください。
・吐水口
・ストレーナー(フィルター)
・散水板(シャワータイプの場合)
・それでも直らない場合、逆止弁
稀ですが下記の可能性もあります。
・給水ホースの折れ
・ホースやバルブなどに巨大な異物の詰まり
・シャワーホースのよじれ
清掃方法は下記リンク先にある取扱説明書を参照ください。
ストレート・シャワーの切り替えができない
吐水口にあるフィルターのゴミ詰まりか、ねじの緩みが考えられます。
下記リンク先にある取扱説明書を参照の上、掃除・ねじの締め付けをしてください。
レバーハンドルが外れた・がたつく
ハンドル固定ビスの緩みが原因です。
キャップを外し固定ビスを締め付けてください。
稀にレバーハンドルの固定部が破損していることがあります。
その場合はレバーハンドルを交換してください。
本体ががたつく・ぐらつく
本体を固定するナットやねじの緩みが原因です。
部品の交換になることは基本ありません。
キャビネット内から本体固定ナットを締めてください。
モンキーレンチ等でもできないことはないですが、
基本的には専用工具「TZ33」を使って締め付けます。
具体的な本体固定方法については下記リンク先にある施工説明書を参照ください。
シャワーヘッドの出し入れが固い
キャビネットの中でホースが干渉していることが原因と思われます。
キャビネットの中を確認ください。
部品の交換になることは基本ありません。
動きがおかしい場合、シャワーホースがよじれている可能性があります。
TL360Cの後継機(代替品)
設定無し
取扱・施工説明書、分解図
TL360C 説明書・分解図
(TOTO COM-ET)
必ずメーカー公式HP等で品番等確認ください。
・当サイトは「蛇口補修部品ガイド」を再構築している最中です。
ここに無い品番は蛇口補修部品ガイドで検索ください。